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クラヴマガと他の護身術との違い

護身術を教える教室は、全国にたくさん開かれていますが、その中でも近年大きな関心を集めているものに、クラヴマガという名称の近接格闘術があります。これは元々戦火の中にあったイスラエルで考案された格闘術で、その特徴はシンプルで合理的な動きを持っていることです。私たちの日常生活において、他人から何らかの危害を加えられる恐れがないとは断言できません。例えば夜道を歩いていて急に暴漢に襲われたり、街中で突然言いがかりをつけて暴力を振るわれたりといったようなことです。そういった突発的な危険に見舞われた時に、誰かに助けを求めることができなければ、自分で何とかするほかに道はありません。そのため、そういった状況に備えて、効果的な護身術を身に付けておきたいと考える人は少なくないのです。

他の護身術と比べてどのような違いがあるのか

このクラヴマガという格闘術を他の護身術と比べた場合の違いとして挙げられるのは、実用性に優れているという点です。例えば空手や拳法、柔道といった護身術として学ばれることの多い格闘技は、型を大事にするものが多いです。またそれらはルールの下で試合を行い、その中での勝ち負けにこだわるスポーツ的な要素が強いという特徴もあります。それらとは異なり、試合ではなく実戦を想定したテクニックを学ぶという点が、この格闘術の大きな特徴となっています。突然の理不尽な暴力にさらされた場合に、その暴力にどう対抗すれば良いのか、どのようにすれば自分の身を守ることができるのかといったような、護身術の目的として我々が本当に必要とするような技術を、効果的に身に付けることができるのです。

女性でも子供でも学ぶことができる

クラヴマガの特徴が実用性の高さだと言うと、戦う力の強い大人の男性が学ぶものだというイメージを持たれるかも知れません。しかしこの格闘術を学ぶことが大いに役立つのは、むしろ理不尽な暴力にさらされる恐れの大きい、力が弱そうに見える女性だと言っても過言ではないでしょう。この格闘術が考案されたイスラエルでは、軍人の中に女性が少なくないため、女性でも使えるテクニックがふんだんに盛り込まれています。そもそも護身術にとって必要なのは、相手に勝つことではなく負けないことです。他の護身術のように、試合において勝つのに必要なパワーやスピードは、クラヴマガにおいてはそれほど重要ではありません。そのため犯罪に遭う恐れがある人たち、若い女性はもちろん子どもやお年寄りでも、無理なく護身のためのテクニックを身に付けることができるのです。